災害時にも役立つ庭づくり

災害時にも役立つ庭づくり

美しい庭は、憩いの場であると同時に、いざという時の命綱にもなります。

近年、全国各地で地震や豪雨などの自然災害が頻発し、私たちの生活を脅かしています。
そんな中、自宅の庭を「災害時にも役立つ庭」として、万が一の備えとして庭を活用できることをご存知でしょうか?

「でも、災害対策ってなんだか難しそう…」「見た目が悪くなるのでは?」といった心配はいりません。
弊社の造園技術とデザインによって、普段は美しい憩いの空間として、災害時には頼もしいシェルターとして機能するお庭が実現できます。

このページでは「通路の確保」「広場の確保」「水の確保」「生垣の活用」の4つの視点から、庭づくりのプロとしての弊社の事例をご紹介します。

新規にお庭を考える際も、また、お庭のリフォームを考える際も、「災害時にも役立つ庭」という観点も取り入れられることをおすすめします。

通路の確保

災害時に外に出る時は、家の中はもちろん、敷地の外までの道を安全に保つ必要があります。

災害発生時、自宅周辺の安全な避難経路を確保することは、命を守るために不可欠です。

庭に設ける通路は、普段使いの利便性だけでなく、非常時の脱出ルートとしても機能するよう設計することが重要です。

通路の幅は?素材は?段差は?

日常の使い勝手を考慮しつつ、緊急時にも安全かつ迅速に避難できる通路を確保しましょう。

災害に備えた庭づくりは、通路の確保から始まります。

チェックしてみよう!
庭木の状態
倉庫の固定
ブロック塀の耐震
道の確保

事例紹介

広場の確保

災害時に家の外で生活をすることになったら…。
避難所より家の庭にいた方がプライバシーが保てますね。
家でもキャンプをしてみよう!

庭の一角に、いざという時に役立つ「広場」を確保してみませんか?

災害発生時には、家族が集まる場所、物資の仮置き場、さらには避難生活の拠点としても機能します。

普段は子供の遊び場やバーベキュースペースとして活用し、非常時には命を守るための重要な空間となる広場。

広さや地面の素材にも配慮し、多目的に活用できる災害対策の要となるスペースを作りましょう。

事例紹介

水の確保

災害時に一番必要なものは水ですね。
飲み水はもちろん、トイレなどの水も確保しましょう!

災害時には断水も想定されます。生活用水の確保は死活問題です。

庭に雨水タンクを設置することで、非常時の貴重な水源を確保できます。

災害時にはトイレや洗濯などの生活用水として利用することができます。

自然の恵みを活用し、安心できる水の備えを実現しましょう。

事例紹介

*電動だと停電時、とまるかも…。

生垣の活用

昔の人は、生垣を災害用に植えていました。
育てやすく、防火・防風対策になる樹種があります。
ブロック塀より安全なのでおすすめです!

災害時に意外な効果を発揮するのが、庭の周囲を囲む「生垣」です。

普段はプライバシーの確保にも役立ちますが、火災時には延焼を防ぐ効果も期待できます。

生垣は、美観だけでなく、防災面でも大きなメリットをもたらす樹種選びもポイントです。

防風や防音の効果も期待できる生垣は「災害時にも役立つ庭」づくりの心強い味方です。

植物の力で、安全で快適な住環境を実現しましょう。

事例紹介